April 23rd, 2008, 10:48:01 by admin

ブラックマンデーから20年以上が経過しているが、この大暴落は、今でも経済市場に残る大事件として記憶されている。関連書籍はいまだに新刊が発行されているし、大学の経済学部では当たり前のようにテキストに「ブラックマンデー」の言葉は掲載されている。それだけ大きな事件だったということなのだ。
ブラックマンデーが再現されたとしても、今度は世界にそれに耐えることはできないかもしれない。金融緩和が進みすぎてしまい、公定歩合にしても金利にしても、もはやこれ以上下げようがないのだ。もしブラックマンデーが再現されたら、公的資金をどんどん注入する以外に打開策はないかもしれない。
ブラックマンデーの名前は、暗黒の月曜日の和名どおり、月曜日に起こったことに由来する。それ以前には、世界恐慌の引き金となった1929年のブラックサウズデーというものが存在する。ブラックマンデーのようなネーミングが2つもある以上、今後も大暴落起きた曜日にしたがって名づけられることになるだろう。
ブラックマンデーの背景には、アメリカの貿易赤字の増大があった。あの頃は日本の経済が絶好調であり、日米貿易摩擦なんて言葉もあるほど、日本は嫌われていた。「ヒーローズ」というアメリカのドラマでは、日本人の青年がニューヨークの危機を救うが、ブラックマンデーの頃には、こんな描写は考えられなかった。